私たち夫婦は、家族の節目やイベントがあるたびに、その時の写真を数枚選び、A4サイズのパネルにして両親へプレゼントしています。小さな画面を使い慣れていない高齢の両親にとっては、手に取ってすぐ見られる写真が一番。リビングに飾れば、いつでも思い出を目にできるので、とても喜んでもらえます。
今回の娘の結婚式では、プロの方が撮影した数百枚もの写真が届きました。どれも自然な表情や美しい構図で、改めて「プロの視点のすごさ」を実感。夫と二人で「この笑顔がいいね」「後ろ姿も素敵だね」と話し合いながら選んでいるうちに、気づけば写真屋さんに長時間滞在してしまいました。悩みに悩んだ末に選んだ数枚はどれも大満足の仕上がりで、パネルになると存在感が増し、記念の重みを実感しました。
こうしてパネルにしてきた写真は、今回だけではありません。今年の2月には次男の結婚式の写真を、また父の米寿祝いの集まりでも、家族写真を贈りました。さらに、かつて12年間一緒に過ごした愛犬の思い出の写真も。旅行のたびに両親に面倒をみてもらっていた犬だったので、写真を見返すと胸がきゅんとする特別な思い出が蘇ります。
スマホに保存しておくだけでは埋もれてしまう写真も、パネルにすると一気に存在感を増し、家族の宝物になります。
きっと両親がパネルを手にした瞬間、笑顔がこぼれるだろうと思うと、それだけで胸がいっぱいになります。