あの頃、娘は学校に通うことが辛くなり、別の選択をせざるを得ませんでした。私にとっては受け入れるのが難しく、世間体ばかりを気にして、娘の気持ちに寄り添うことが出来ませんでした。
後になって振り返ると、もっと柔軟に対応できたのではないか、もっと早く娘の思いに気づけたのではないか、と悔やむことが多くあります。あの時、私自身の特性や考え方にも目を向けていれば、違った接し方ができたのかもしれません。
それでも、今になってようやく「その時々で私なりに精一杯頑張っていた」と思えるようになりました。完璧な親ではなくても、子どもを想う気持ちだけは変わらなかったはずです。その気持ちを信じて、これからも歩んでいきたいと思います。