姉との関係から見えた私の原点

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🪷 本記事は「姉との関わりから気づいたこと」シリーズ 第1回
テーマ:姉との関係から見えた私の原点
日々の出来事から生まれた気づきを、静かに記録しています。

私には6つ年の離れた姉がいます。
これまでブログでは触れてきませんでしたが、今回改めて姉との関わりを振り返ってみると、自分の生き方の原点がそこにあったことに気づきました。

幼い頃の姉との距離感

姉妹の年の差と環境の違い

小学生の私と、中学生の姉。私が中学に入れば姉は短大へ、そして中学3年の頃にはすでに就職していました。
そのため、幼い頃から生活環境が大きく違い、姉と深く関わることはあまりありませんでした。

幼い頃に感じていた「姉」という存在

私にとっての「姉」という存在は、少し遠いところにいる人、という印象でした。


姉の結婚と実家での様子

喧嘩ばかりの姉夫婦と実家への影響

私が短大2回生の頃、姉は結婚しました。
けれど、その交際の頃から二人は喧嘩ばかりで、デートのたびに険悪な雰囲気で帰ってくる姿を、私はよく見ていました。

結婚後も、毎週末のように実家へ戻ってきては夫や義理の親への不満を口にし、父はそのたびに相手先へ頭を下げに行くという、不思議な構図が繰り返されていました。

親まで巻き込まれた家族関係の不安定さ

私にとって「姉の記憶」とは、この繰り返しの姿なのです。常に親を心配させ、家族を巻き込む姿でした。


離婚して実家に戻った姉

実家での生活と両親へのきつい言葉

数年前、姉は離婚して再び実家に戻りました。
しかし、そこでの姉は親に対してもきつい口調で接し、私たち夫婦に対しても「遊びに連れて行ってくれない」と怒ることがありました。

姉が戻ってきてから崩れた家族のバランス

その頃から実家のバランスは大きく崩れ、私に対する両親の風当たりも強くなったように感じます。
ちょうど私たちの引っ越しとも時期が重なり、より複雑な状況になっていきました。


姉との関わりから感じたこと

いつも誰かと戦っている姉の姿

私の目に映る姉は、いつも誰かと戦い、周囲に強い言葉を投げかけている存在でした。
そのたびに親は心配し、翻弄され続けてきました。

親を安心させたいと誓った私の思い

そんな姿を見ていた私は、自然と「親を安心させたい」と強く思うようになったのです。
これは無意識の誓いのようなもので、私が結婚するときの大きな指針にもなりました。


姉がつないでくれたご縁

唯一の良いこと:夫との出会いをつないでくれた姉

ただ、そんな姉が一つだけしてくれた大きなことがあります。
嫁いだ後、姉の学生時代の友人に「弟で誰かいい人いない?」と声をかけてくれたのです。

今の私の人生を支えている大切な出来事

そのご縁がきっかけで、私は夫と結婚することになりました。
今振り返れば、姉がいなければ出会わなかったご縁であり、私の人生の土台になった出来事でした。


私の原点とこれから

姉との関わりから生まれた「私の人生の軸」

振り返ると、姉との関わりは決して楽なものではありませんでした。
それでも、あの経験があったからこそ「家族を安心させたい」という想いを抱き、自分なりの生き方を選んでこられたのだと思います。

家族を安心させたいという想いをこれからも大切に

そして、夫とのご縁を得られたのもまた、間接的には姉の存在があったからこそ。
すべてを含めて、今の私を作る原点は姉との関わりにあったのだと、今では素直に思えます。


おわりに

姉との関係は大変だったけれど、自分の原点を知ることができた

姉との関係は一言で言えば「大変」でしたが、その中で見つけた「自分の原点」は確かに大切なものです。

家族関係に悩んでいる方へ伝えたいこと

同じように家族関係に悩み、心を乱される人も多いかもしれません。
でも、そこから得られる気づきやご縁が、自分の生き方の支えになることもあるのだと思います。

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